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2012年 02月 20日

ロワイヤル・ド・リュクス

*COFFEE_TEN_IRUKAYA ( 珈琲店海豚屋 )
 営業時間14:00~ 24:00  定休日毎週水曜日
 
 完全予約制の当店の情報の詳細は、
 カテゴリの中の海豚屋とはの箇所と、
 海豚屋におけるマナーとルールの箇所に記載してあります。
 必ずご覧になり熟読してください。
 熟読理解されていない方の御案内は出来ません。



日々帰路は、夜の底の頃合いになる。
いつもの曲がり角を過ぎたとき、あまりにもびっくりして立ち止まる。
しかし、何かがしっくりこないのだが、しばらくわからない。
ふと、いつもそこにある鉄塔がいつもと違うことに気づいたのである。
鉄塔が修理かなにかわからないが、何かで覆われていたのである。

次の日、家をでると、
通学途中の小学生が、
鉄塔にびっくりしたという話をしているのが聞こえてきたのである。
興味をかなりそそられる話である。

巨人があらわれたのかと思ったよー。
なんて言っているのである。
自分の想像する巨人について言いあっているのである。
なんかうれしくなった。
わたしも巨人があらわれたと思ったからだ。
しばらく、話に混ぜてもらった。
ああいう何かを抱えたままの大人になってほしいなあ。

そうその巨人といえばの話であるが、先日、DVDを見た。
「スルタンの象と少女」 ロワイヤル・ド・リュクス である。
大興奮してしまったのである。こういうのが大好きです。


【ストーリー】
ある日、街の広場に大きな大きな木製の樽のようなものが突き刺さる。
しゅうしゅうと煙を上げるその不思議な物体に、
いつしか人々は集まり出し正体を勘ぐっていると、
中から少女が飛び出した。
樽は少女が乗ってきたロケットだったのだ。
一方その頃、
邸宅と一体化した象に乗ってスルタン一行がやってきて
街の中心部へと向かう。
少女とスルタンとの関係は? 
どこかで彼らは出会うのだろうか?
収録:2006年フランス(ル・アーブル)


ぜひ、見て頂きたいと思います。
YouTubeでも見れると思います。

ある日、突然あなたの街のどこかに
ロケットが地面に突き刺さっていたら、
あなたはどういう反応をするのだろう。






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by irukaya-coffeeten | 2012-02-20 03:49 | 日々のたより | Trackback
2012年 02月 09日

それを抱えてなお

*COFFEE_TEN_IRUKAYA ( 珈琲店海豚屋 )
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定休日の水曜日、ふと映画を見たくなった。
新海誠監督の 星を追う子ども を借りた。
凄く凄く良かった。
今の自分が見るべくして見る映画だったんだと思う。

映画を見終わって、ひとつの電話で昔を思い出した。
電話の内容は、恩師である千石正一先生の訃報だった。

思い出したことは、千石先生との思い出である。

はじめて会ったのは母校の講義だった。
東京環境工科専門学校自然保全学科の講義だ。
教室の扉がガラガラと開き、千石先生が入ってきてびっくりした。
動物奇想天外やわくわく動物ランドで馴染みの千石先生だった。
お会いしたかった人の内のひとりだった。
これから2年間千石先生から学べるんだ。
そう思うと、ほんとわくわくしたんだ。

出席をとるぞ。
千石!
はい!
と自分で言って自分で答える先生に教室は静まり返る。
この先生についていって大丈夫なのか?
急に不安の襲われたのを思い出す。

先生の講義は、素晴らしかった。楽しかった。
いつもいつもわくわくしていた。
いつも笑わせてくれた。だじゃれにひきまくった。

一番はじめにした講義の内容を、お客様にお話をすることがある。
夢をどうかなえるのか、叶える為の意識 姿勢をどうすべきか、
そういう話につながる衝撃的な内容だった。

よく講義が終わると食事や飲みにいった。
よくペットショップに連れて行ってもらった。
よく学生寮の私の狭い部屋に泊まりにきてくれた。
よく私が熱く語る夢を聞いて相談にのってくれた。
2年間本当にお世話になった。

昔、人生の選択に迷ってぐじゃぐじゃになって、心が折れたことがある。 
ある講義の日、講義終了後誰もいなくなった教室で、
突然千石先生に大きな声で、
おいこら、清田。明日とまりにいくからな!
と怖い顔をして言われた。そしてすぐ、にこっと笑った。

泊まりにきた千石先生は、
夢を決してあきらめるな、
自分と向き合って、逃げずに、信念をまげるな。
そう??咤激励してくださった。

あの日がなかったら、その後の10年という月日はない。
coffee ten irukayaというお店はない。

人としての生き方というものを何度も真剣に真摯に語ってくれた。
勉強や実習ということだけでなく、
生き方というものを背中で見せてくれた恩師だ。
私のお店は、珈琲店という職業ではない。
私のお店は、珈琲店という生き方である。
色々な恩師から受け継いだものことを、
自分なりに信念を持って表現した生き方だ。

卒業式のとき、
夢を最後まであきらめんなよと、
お酒で赤くなった顔で言ってくれた。

最後まで夢をあきらめないという誓い、
夢を叶えるという約束と共に、
じゃ記念に写真をとろうじゃないか!と。
千石先生を真ん中に、右にわたしが、左に親友のみつ。
いつもいつもカバンにいれていた。
ふたりとも夢を叶え、さらなる夢のためにあきらめずに日々を送っている。

話は戻るが、
映画は、
喪失を抱えてなお生きろと、声が聞こえた。
お前にも聞こえたはずだ。 
それが人に与えられた呪いだ。
でもそれは祝福でもあるんだと思う。

そういう内容だった。

千石先生にさよならを言いにいくために、
日曜日葬儀告別式に参列します。
日曜日営業を夕方からとさせていただきました。
何卒、宜しくお願い致します。

千石先生、本当にありがとう。
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by irukaya-coffeeten | 2012-02-09 03:43 | 日々のたより | Trackback
2012年 02月 02日

ラッシュ ライフ

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 再度 新規のお客様の御予約についての箇所と
 +完全紹介制へ移行致しましたの箇所に記載してあります。
 必ず各々ご覧になり熟読してご理解ご承知ください。
 事前に 熟読 理解 承知 されていない方の御案内は出来ません。





小説が好きである。
毎日、お風呂で読んでいる。
お風呂あがりにも読んでいると、やがて、ウトウトし始めるのである。
次の日、お風呂で、
しおりをはさんでいるページの2、3ページ戻って読み始めるのである。

本を読むことは、人生を豊潤にする。と想い思っている。
思い込むことにしている。いや、実際そうだ。

ここ数年、伊坂 幸太郎 の小説を読んでいる。
文庫で、何回も何回も読み返している。
今現在、モダンタイムスまで読んでいる。

ラッシュライフという小説がある。
物語を構成する5人それぞれの人生を、
ラッシュという同じカタカナで、
意味が違う言葉で、
想像できるように仕掛けがなされている。
lash、
lush、
rash、
rush。


ラッシュライフを知っているか? ・・・・  曲だよ。
そういうな名の曲だ。ジャズは聴かないのか。 ・・・ コルトレーンの名演だ。
Lush Life。豊潤な人生。いいじゃないか。 ・・・・
ソウイウくだりがある。

LUSH LIFE の lush には、
豊富な、豊潤な、華麗な という意味のほかに、
酒、のんだくれ、やけくそ という意味もある。
前者の人生を歩みたいものである。

お店の定休日に、
久しぶりにタワーレコードに行ったのであるが、
ジョン・コルトレーンのLush Lifeを購入した。
ソノお店の定休日に、
芳醇な珈琲と
ウイスキーと
ジャズとで
豊潤な時間を過ごすコトが出来た。


70歳の常連のお客様が、
デミタスコーヒーを呑み終え、
マッカランを嗜みながら、
まさに今、Lush Lifeだよ。ありがとう。
新しいCDだね。

その一言を頂いたとき
私にとって、
まさにLush Lifeであった。




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by irukaya-coffeeten | 2012-02-02 04:47 | 日々のたより | Trackback