COFFEE-TEN-IRUKAYA

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2013年 06月 15日

2手舎

*COFFEE_TEN_IRUKAYA ( 珈琲店海豚屋 )
 営業時間14:00~ 24:00  定休日毎週水曜日
 
 完全予約制+紹介制の当店の情報の詳細は、
 カテゴリの中の海豚屋とはの箇所と、
 海豚屋におけるマナーとルールの箇所に記載してあります。
 必ずご覧になり熟読してご理解ご承知ください。
 事前に 熟読 理解 承知 されていない方の御案内は出来ません。









2手舎は書籍の買取・販売を行う古書店です。
2手舎の東方くんは、私に本と写真と言葉の素晴らしさを教えてくれた人。
2手舎の東方くんは、お店に月に幾度か足を運んでくれている。
2手舎の東方くんが、はじめてお店に来た日のことはよく覚えている。
2手舎の東方くんが、相談があると言ってきた日もよく覚えている。

2手舎の東方くんの相談は、将来の夢の話だった。
2005年7月頃の話。将来自分の古書店を開業したいという夢の話。
その夢の話について、お店ではなく他の場所で話をしようと提案した私。
どこか行きたいところはある?と聞いた私。

2手舎の東方くんは山登りと答える。そうかという私。
幾度か一緒に山登りに出かけ、登山道や下山後の温泉で語りあう二人。
何か自分の指先から出来る事を具体的にしていこうと話をする二人。

2手舎の東方くんと企画を立ち上げる。青蜥蜴文庫。
珈琲店海豚屋にて月に一度1週間程、青蜥蜴文庫を開催するようになる。
月に一度一人の作家の文庫の古書を展示販売。
自分の読んだ事のある本のみの販売とした青蜥蜴文庫。
作家と本の良さを伝えるため毎回小さな冊子を用意してお客様に配布。
席の背後の床に一人の作家の文庫がずらっと並ぶのは圧巻でした。

2手舎の東方くんは、その後吉祥寺の古本屋に就職するため青蜥蜴文庫を閉める。
その古本屋でやがて店長になり、約5年勤め退職してその後2手舎を設立する。

2手舎の東方くんとの会話や紹介してくれる本から、
私は言葉にできなかった言葉を言語化できるようになってゆきました。
谷崎潤一郎の随筆『陰翳礼讃』は、お店にかなりの影響を与えたと思う。


2手舎の東方くんはカウンターで静かに、
デミタスコーヒーとスコッチウイスキーを嗜みながら、
いつも本や写真の愉しい話をしてくれる。

毎回本ってやっぱりいいなと再確認します。
雨の季節、本を読みながら過ごす時間もお勧めです。
おとなりに珈琲があればなおさらです。

2手舎/二手舎( nitesha)













*COFFEE_TEN_IRUKAYA ( 珈琲店海豚屋 )
 営業時間14:00~ 24:00  定休日毎週水曜日
 
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by irukaya-coffeeten | 2013-06-15 03:31 | 理念に関わること | Trackback
2013年 06月 08日

言の葉

*COFFEE_TEN_IRUKAYA ( 珈琲店海豚屋 )
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 必ずご覧になり熟読してください。
 熟読理解されていない方の御案内は出来ません。



小学校の先生をされている
20代中頃のお客様がいて、
先日来店して下さったのです。

言葉についての面白い話となったのです。
言の葉の話は興味深く、
私の心の琴線にふれる話ばかりでした。

専攻をお聞きすると国語ということでした。
他のお客様を交えまして、
話は言の葉の話から、
やがて本の話へと変わってゆきました。

自分の思っていること感じていることを、
言語化することは難しい。
本というものは自分が言葉にできなかった言葉を、
言語化するのを手助けしてくれる素晴らしいものである、
という話が素敵であったし、私もそう思うのである。

そういえばある本に次のように書いてある。
言葉にならない言葉を探す。
それが大人への第一歩なのかもしれませんね。
と。

また、ある本では次のようなことが記してある。
右脳は直感をつかさどり、左脳は言語や計算をつかさどる。
右脳に浮かぶアイデアは、全体像はあっても細部が曖昧だ。
直感的にわかっていても言語化されていないから、そのままでは他人には伝えられない。
その漠然としたアイデアを言語化するのが左脳の作業だ。
この右脳と左脳のキャッチボールを幾度となく繰り返すことで、
重要なことが見えてきてしっかり認識することが出来るようになる。
このキャッチボールが、本によってなされるのはいいことだと私も思う。

やはり、本って凄いなと思う。

私にとってもうひとつ、
やはり凄いなと思うことがあり、
日々皆様に感謝していることがあります。

カウンターでの会話である。
お客様と話をしたり聞いたりする過程が、
左脳と右脳とのキャッチボールとなり、
本と同じように言葉にできない言の葉を、
徐々に言語化していくのを可能にして下さっているのです。

有り難うございます。
たのしいひとときでした。




*当店は、完全予約制になります。
 予約は電話のみになります。
 問合、予約等のお電話は、
 営業日の営業時間内(14時〜24時)のみ承ります。
 定休日は水曜日です。
 お間違えのなきよう、何卒宜しくお願い致します。


*COFFEE_TEN_IRUKAYA ( 珈琲店海豚屋 )
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by irukaya-coffeeten | 2013-06-08 01:21 | 理念に関わること | Trackback
2013年 06月 01日

紫陽花の頃

*COFFEE_TEN_IRUKAYA ( 珈琲店海豚屋 )
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6月水無月、あじさいのキセツ、雨のキセツになりました。

私は、雨が比較的好きなのです。
この比較的というのは、
やはり、
心の有り様をうつすものでありますので、
多くの人々と同じように私も、
やはり、
雨というものはいやだなあと思ってしまうものだからです。

この紫陽花の頃になりますと、
わくわくと楽しみになることがあります。
渋谷方面への買い出しが楽しくなってくるのです。

京王井の頭線の沿線には、
沢山のあじさいが線路の脇に植えてあります。
結構ずうっと続いております。

急行をやり過ごし各停に乗りまして、
ゆっくりと車窓から
色とりどりのあじさいを楽しむのです。

雨の日のあじさいは格別でもあります。
井の頭公園駅で電車を降りまして、
そして透明なビニール傘をさして、
井の頭公園をてくてくと散歩します。

傘の上に滴々とあたります雨の音に耳を傾けながら、
夏へと向かい濃い色へとうつりゆく緑を、
透明なビニール傘ごしに仰ぎ見たりするのです。

雨のおと、
雨のかおり、
をゆっくりしっかりと愉しめるひとときです。

水面に落ちる雨の滴や波紋等、
同じ様子はなく、
雨の日ごと時間ごとに様子が違い、
あきることなく眺めることができるのです。

私のお店の顔であるデミタスコーヒーが、
雨のおと という名前であることからして、
やはり、うん、雨が好きなのでしょう。

雨の日の来客数は、かなり少なくはなりますが、
ここぞとばかり雨を愉しむお客様が来店され、
普段よりゆっくりとお話をする時間をとりやすくなりますので、
色々なお話を聞かせて頂けることも、
また雨の日のウレシキ愉しみでもあります。

皆様が、京王井の頭線をお使いになる際、
ふと、
車窓の外へ視線をうつし、
紫陽花を楽しんでいただけたなら幸いです。

また、日常の中で、
雨の日の緑の美しさや傘に落ちる雨の音の愉しさに、
ふと気付いていただけたらなあと、
そう願ってやみません。










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by irukaya-coffeeten | 2013-06-01 02:12 | 理念に関わること | Trackback